その他、エントランス周りの「噴水」や「滝」も注意が必要です。見かけは豪華ですが、水垢などが溜まりやすく、当然定期的な清掃が必要になります。水道代やポンプの電気代、定期清掃などのコストがずっとかかり続けます。
「プール」、「ジャグジー」等も維持管理費などのコストがかなりかかるため、居住者にとってのメリットが見合わないとなりがちです。
大規模マンションでよく見かけるショップやコンシェルジュサービスは通常、施設の維持管理費だけでなく、サービス提供するスタッフの人件費も当然管理組合が負担しているわけです。コンビニと違って、品揃えやサービスのメニューも中途半端であることが多いため、わざわざ人件費などのコストを負担してまで営業していく必要があるのかが問題になるケースもあるようです。マンションのすぐ近くにコンビニなどがある環境であれば、もはやショップは不要なところが多いといえそうです。
そう考えていくと、分譲マンションの共用施設で最低限必要なものは、管理組合の役員が打合せしたりする集会室、自宅にまで招き入れたくない方との打合せができるロビーの応接コーナーぐらいといえそうです。
マンションにホテルのフロント並みの高級感あふれるロビーがあると、確かに格好いいですよね。人としては、知人や友人を呼びたくなります。
共用施設があるからこそ、同マンション内の住民とコミュニケーションが図れる機会があったりします。ですから全ての共用施設が無駄であるという事ではありません。
ただ、私たちが実際に生活をしていく上では、豪華な共用施設は宝の持ち腐れになる可能性が高い場合もあるので、物件を見にいった際には共用施設の利用頻度を確認してみたり、自分の家族に本当に必要かどうかを今一度考える必要があります。
少なくとも共用施設が豪華だからこのマンションに決めるというようなことがないよう、皆様お気を付けください。
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